代表インタビュー
代表取締役 山藤厚一
INTERVIEW
Q御社を一言で言うとどんな会社ですか?
一言で言うと「フッかる」ですかね?
私たちの仕事は、説明が難しいのですが、自動車の部品を作るための機械を作っている会社です。
部品を作っている取引先の会社様は、今よりもより早く、より精工な部品を求められますし、私どもの納入した機械の調子が悪くなったりした場合は、1分1秒でも早く直して欲しいことを要求されるので、スピード感を持って対応できることを大切にしている会社です。
Qなるほど、それは創業から続く企業文化なんでしょうか?
そうですね、創業メンバーから続く文化だと感じています。この文化を大切にしているからこそ、会社もバージョンアップを重ねて、スピードを担保しつつ、正確な情報伝達を可能とするため、工程管理、業務管理、原価管理をDX化するなどデジタル化も積極的に取り入れています。
将来的には、設計の現場や出向先からリアルタイムに情報共有が可能となるような仕組みづくりを目指しています。
Q貴社の存在意義、会社が存在する理由(パーパス)みたいなものを教えてください。
私どもの仕事は、目に見える成果を感じにくい部分はありますが、製造業界を支える土台の一部として「支え続ける」ことが存在意義であると考えています。
そのためには「拘りを持ち続ける」ことを大切にして、工場環境をより便利に、簡単に、時間短縮のできる提案をしつづけることが重要であると考えています。
また、大企業とは異なりいわゆる「ボタンマン」といった単純作業が全くない職場ですので、常に創意工夫をして、スキルアップの向上につながり、社員の「人間力」を育めるような目標を持ちながら、企業運営を行っています。
Q貴社の自慢できるポイントを教えてください。
当社は毎日求められる仕事が異なる業務を行っています。
そのため、知識や技術は常に蓄積され、アップデートされていると自負しております。
「製造業としてできないことがない」ことが最大の自慢で、営業品目を名刺に箇条書きすると「書ききれない」ほど多岐にわたることが自慢です。
この「できることがたくさんある」を実現してくれた社員のチャレンジ精神の高さも自慢のポイントですね。
Q経営をする上で大切にしていることはありますか?
企業なので利益を追求することはもちろんですが、この会社をここまでにしてくれたのは、紛れもなく社員のチャレンジのおかげです。なので、社員を大切にして、人と人とのコミュニケーションが生まれるからこそ会社であることを大切にして、社員が喜ぶ、社員が楽しみながら仕事ができることが結果的に利益となる。という考え方を大切にしています。
QDXの話もありましたが、今と昔で変わったところはありますか?
デジタル化は確実に進みましたね。ただ面白いのが、デジタル化が進むと会話をしなくてもやりとりが可能になるイメージですが、当社の場合はデジタル化が進んだことによって、スタッフ間のコミュニケーションが増えた印象になります。
デジタルでタイムレスでやりとりができるようになったからこそ、部門間でのコミュニケーションが活発になり、情報共有がより進んでいると感じています。
昔と比べると、表現が正しいかわかりませんが「バリアフリー的な企業」になったんじゃないでしょうか?
薄くならないポン酢がつくりたい。
Q少し趣向を変えた質問をしたいと思います。
コストや儲け度外視で、何でも好きなことができるとしたら、
何がしたいですか?
これ、現在の業務と全然関係ないんですが、私はポン酢が大好きで。ただ大好きな故に許せない部分が一つあるんですよ。
例えば鍋とかでポン酢で食べていると、野菜の水分が混ざってしまって味が薄くなってしまいますよね。
私、あれが許せないんです。
なので、時間もコストも気にせずに研究していいのなら私は自分の食生活の幸福感を満たすために「薄くならないポン酢」の研究をしたいと思っています。(真剣)
Qそんな発言ができるアーデル精工さんは良い会社だと思われますか?
もちろん、良い会社だと思っていますし、より良い会社にしていきたいと思っています。
直近の目標では、職場環境をより良いものにできるよう移転もできればいいな。と考えています。
業務面で見れば社員が「拘り」を持って仕事をし続けてくれてることが、私の会社の「良さ」を感じられるパラメーターですね。
Q未来の移転計画の話が出ましたが、他にどんな未来を想像していますか?
設計から、現場設営、部品加工などマルチな業務をこなせるジェネラリストが現在スタッフにいますが、マルチプレイヤーを社員全員にできるような組織を作り、地域において技術・知識においてトップ企業となることが未来目標です。
Q「社員」は社長にとってどのような存在ですか?
私はまだまだ若いので、社員から見れば神輿に担がれている存在なんだと思います。
社員が支えてくれるから経営ができている。そんな存在です。
なので、担がれている身として企業アピールをどんどん続けていって、仕事づくり会社づくりをすることで、スタッフに還元できるようにできればと思っています。
人生観を重視したい
Qそれでは就職活動を行なっている方に向けた質問を最後に。
若手社員と接する時はどんなことに注目していますか?
仕事、私生活の垣根なく「人生において何に重点を置いているのか」を理解したいと思っています。
自分は家族のために働いている
とにかくお金がいっぱい欲しい
なんでもいいので、「なんのために働いているのか」を教えて欲しいと思っているので、そういった部分が感じ取れるように観察しています。教えてくれれば理解できるので、直接話してくれてもOKです!
Qコミュニケーションで心掛けていることがあれば教えてください
私は話し手ではなく、聞き手になることに重きを置いています。
意見を言いやすい環境づくりを目指していますので、いろいろお話ししてください。
Qいろんなことがやりたいを実現させてもらえますか?
マルチプレイヤーになることを目指している会社なので、やりたいことは好奇心の赴くままにいろいろチャレンジして欲しいと思っています。ただ、基礎や基本は必要なので、2、3年はさまざまな経験を経て、そこから適性を伸ばしてもらって、自分の適正分野からできることの直径をどんどん広げてもらう。そんな感じで実現してもらえればと思います。
Qどういう人材をアーデル精工さんでは求めていますか?
ものを「完成」させることが好きな人がいいですね。作るのが好きなだけではなく「完成」した達成感を感じられる人がいいです。
あとは好奇心がある人で、何事にも興味を持てる人。何事にも興味を持って、疑問を持って自分なりの仮説や理論設計をできるような人は、当社の業務が楽しいと思ってもらえるんじゃないかな。
Q最後に貴社を志望される方へのメッセージをお願いします。
会社のために働くのではなく、自分のために働ける場所だと思ってください。
アナタ自身のスキルアップが最終的に会社への貢献につながり、そして社会への貢献につながっていくと思います。
一緒に仕事を楽しめる場所にしていきますので「自分のために」働きましょう!